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夢の中では
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最近、夢を見る。
それも、弟を犯している夢。
「あっ、あんっんうアッあっ」
目の前で何度も果てる弟。俺の肉棒で中を小突かれて、それで声を漏らす。
そんな、いつもは大人っぽく振舞ってる弟が、本能のまま俺を求める姿を見て、俺は興奮を覚える。
「っ、……んっ…くっ」
「に、しゃんっぅアッアッあっ」
「時雨っ……気が済むまでしてあげるよっんっ」
腰を嬉しそうに振って俺を求めるから、俺はそれに応えて中を掻き回す。
……そんな、そんなことを夢の中ではしてるのに、現実じゃあ手を出しては行けない気がした。
俺は兄だから。
恋人である前に、兄だから。
兄の尊厳を守らなきゃいけない、それに……
されたくなんて、ないよね……。
皆草食系とか言ってるけど、俺そこんとこは肉食だからさ。ガンガン行くタイプだよ?でも、相手が弟となると手も出しずらい……。
「にーさん、……あの」
「ん?」
「一緒に……ねよ?」
「え」
「いや……?」
「ううん!ねよ!いいよー!」
おおっとぉ??
こんなタイミングで弟が来るなんてとてもとてもまずいね????
つい断れずにいいよって言っちゃったけどさ……!
だって可愛いじゃん!だって可愛いじゃん!
……はぁ…こんなんでいいのかな、ほんとに。
告白して、確かに受け入れてくれたよ?
…だけど、それで本当に恋人なんだって自信もって言えるかって言われるとさ、まだ少し自信が無いよ……。
時雨、お兄ちゃんどうしたらいいのかな……?
時雨はベッドに潜り込んで、俺の隣でにこにこと嬉しそうにしてる。
そんな弟が可愛くて仕方が無くて、ついギュって抱きしめてしまう。
「にーさん?」
「んー?……このまま居させて?」
「…ん。」
時雨は俺に抱きつかれたまんま、段々すぅすぅと寝息を立て始めた。
寝顔は凄く可愛くて、この時だけ、昔の自分と、見たことのない幼い時雨を見ている気分に浸れた。
兄弟なのにおかしな話だよな、幼少の弟を、見たことがないなんてさ。
弟は明日休みらしくて、あの施設に遊びに行くって言っていた。きっと、未來くんとかと会いたいんだろう。
……がまんする、だって彼らとはお友達で、…俺の見たことのない時雨を知ってる人たちだから。
我慢、しなくちゃ。
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