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見つけた
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「え…」
その中には小さな少女がいた。
「いやいやいやいや…冗談」
苦笑を漏らして一度蓋を閉める。
吸って〜…吐いて〜…と深呼吸を2回して
もういちどリベンジ。
…やっぱいる…
「おい…おいっ!」
ゴミ箱…というかでかいバケツ?みたいなのの中に手を突っ込んでそいつの頭をペチペチ叩く。
一向に動く気配がなくて
もしかして死んでるんじゃ…
とか不吉な予想が頭をよぎる。
「おまえ大丈夫か…?」
若干声が弱くなりながら俺はそいつの身体を持ち上げようとした。
…よいしょのレベルで持ち上がる軽さだ。
身長182で大きめの俺にとっちゃ、そいつを持ち上げるのは簡単すぎて、しかも軽すぎて、一瞬驚いた。
床に降ろそうとすると、そいつの服が変なことに気づいた。
…素足にダボダボのポンチョ…?
いや、スカート???
首のあたりにゴムがあって
膝あたりまですっぽりスカート?に隠れてる。
…一様中に服を着てるかを確認……はやめておこう。
触った感じ中にパンツを履いてるだけっぽいし、
床に降ろすにはいくらなんでも薄着すぎる。
「…ったく」
俺は冷たい雪の上にギターケースを置いてその上にそいつをおく。
…ギターケースの上に置いちゃいけないとかそんなのはまず無視して。
パッとみ身長…130前後。
明らかにガリガリで年齢は小学2・3年ぐらいだろう。
…本当に死んでねえよな…??
白い息ひとつ見えないそいつの胸に手を当ててみるとすごく速いけど…一応動いていた。
「ほっ…」
と安心して一息ついてそいつを撫でる。
真っ白い肌は少し赤くなっていて、降る雪が綺麗に彩ってる。
…なんてゆーか綺麗すぎた。
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