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今に至る
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どうすればいいのだろうか…。
なんて元々足りない頭で考えても答えは出なくて
どうしようもないままそいつが起きるまでの時間は
過ぎていき俺も寝ていた。
_そして冒頭にもどる。
「ごめっ…叩かないで…ごめんなさ…」
かつてないほど怯えてるこいつに俺はどうしようもなかった。
どうすればいいんだ…?
撫でようとしても怖がられ
声をかけても多分聞かない
だからって怒鳴るともっと怯えるだろうし…
…子供のあやし方なんて…わかんねえよ。
「な、なぁ」
丸まって怯えるそいつの目線に合わせるように
しゃがみながら声をかける。
なぁの一言に過敏に反応するそいつは
泣いて真っ赤になった目を俺に向けた。
「腹…減ってないか?」
真っ白になった俺の頭は何も考えれず
気づいたらそう口に出していた。
そいつはポカンとした顔で俺を見つめて
何を言っているのかわからない…というような顔をした。
「だから、ごはん食べn…」
キュゥー_....
…腹がなった音?
ごはんという単語を言った途端にそいつの腹は
犬の鳴き声のような音を立てた。
そいつは顔を真っ赤にして俺から目をそらし、
膝に頭を押し付けて顔を隠した。
…飯にすっか。
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