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おはよ
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_ピピピッピピピッ…
…朝…か。
目覚まし時計を止めようと目を開けると、
目の前に顔のドアップが見えた。
「ウワァあっ?!!」
「ふぇっ?!?!」
叫んで体を起こすとそいつは間抜けな声をあげて頭突きをしてきた…というか、避けてくれなかったせいでぶつかったというか…。
「いてっえ〜…」
目覚ましを止めならが頭を押さえると、
「大丈夫…?ですか…??」
とそいつは前髪に触れてきた。
「いや、お前こそ大丈夫かよ」
やっと望勇に気づいた俺は慌てて望勇に確かめる。
ただでさえ多い怪我を、俺が増やすわけにはいかないから。
「…?痛くない…です」
そいつはそう言うと前髪をあげてデコを見せてきた。
…ちょっと赤くなってるけど、痛くないらしい。
…石頭か??
「おはよー…です」
望勇の頭を撫でながら目覚ましを止めるとそう言われた。
…朝一のおはようは久しぶりで少し嬉しかった。
軽く「おはよ」と返し、伸びをした。
カーテンを開けっ放しだったから、朝から日光を浴びるはめになった…。
現在午前6:45
学校に電話するには早いし、二度寝したら起きれなそう…
「飯にすっか」
そう言ってまた望勇を抱きかかえてリビングに向かった
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