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風呂
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「で、お風呂入んねーと」
望勇の体を引き剥がし首元に頭を寄せて臭いを嗅ぐ。
臭い…とはおもんないが、多少臭う気がするようなしないような。
もう見慣れちゃって違和感なかったけど、
この服もどうにかしねえといけないし。
なにからやろうか…と腕を組むと、
「お風呂..いや…」
と昨日と同じ反応をされた。
このままだと拉致があかない…。
「なにが嫌?お風呂でなんかされた?」
聞いちゃいけない気もしたけど、勇気を持って(?)俺は聞いてみた。
聞いた瞬間、そいつはビクッと固まって下を向いた。
「教えてくれないと…俺もどうしようもないしなぁ…。…なんかひとつお願い聞いてあげるから、教えてくんね…??」
頼むっと手を合わせて頭を少し下げると
「お願い…なんでも……いい?」
と聞かれた。
「…できる範囲なら…」
そう答えると俺の目をまっすぐ見て
焦らすように目をそらして
また目を合わせて口を開いた。
「……お風呂、怖いから…。一緒がいい…」
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