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ご褒美??
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「ん〜…ご褒美になんかしたいけど…
なにあるかなあ…」
虐待で今まで辛くて、
トラウマを乗り越えてくれた望勇に
なんかしてやりたい。
でも…、何をすれば…??
たべもの…はダメか。
少食だし、好きなもの知らんし、
急にケーキとか肉とかあげると
体に悪いし…。
文房具…?
そういえば、勉強しないといけないのか…。
文房具でもいいけど、ご褒美なのに勉強押し付けるのもなんか…。
うーんと唸る俺に望勇涙目をみせる。
…なんで涙目なんだ…?
「…ご褒美、ですか…?」
その時震え声で望勇がそういった。
…もしかしてご褒美が嬉しくて泣いてる?
そんな馬鹿な勘違いをした俺は頷いて
満面の笑みを浮かべた。
「…ご褒美、ありがとうございます…」
望勇はそう言うと、なぜか俺に向き合うように座り直した。
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