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うどん
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落ち着いてから、俺らはご飯を作った。
泣いた後で目が真っ赤な望勇は
泣き終わってから、恥ずかしくなったのか
顔を隠してこっちを見るなと言ってきた。
「ぜったい、こっち、めっ…です」
ご飯を作るとき、手伝おうとしてキッチンまできてくれるも、絶対に顔は隠していた。
…さっき 来ちゃダメって言ってゴメンって泣いてたくせに、次はみちゃだめって…
そう思ったけど、言わないでおいた。
昼ごはんは、焼うどん。
消化にいいはずだし、まだ体の弱いこいつには
ちょうどいいかと思って。
「うどん…あったかい……。」
そう言って冷ましながら食べる望勇は可愛かった。
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