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橙色と緑色1
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たまたま、いつもより早く起きたある日の朝。
『まだ、こんな時間か…。』
もう1回二度寝しようと思ったけど…。
『今ならおは朝、見れるかな。』
いつもなら、絶対起きない時間帯だし緑間の好きな?おは朝を見て、今日は学校に行こう。
テレビをつけると、ちょうどおは朝が始まった。
「今日の蟹座のラッキーアイテムは、キムチチョコケーキ味のふりかけです。」
『…何それ、どんな味?』
甘いの?それとも辛いの?
でも、面白そう。
今日は、学校行く前にスーパーに行こう。
スーパーに行くため、いつもより早めの時間に家を出た。
スーパーに着いて、ふりかけのあるエリアに行く。
『えーと、これかな?』
確かに、それらしきものはある。
でも……。
『残り、1つしかない…。』
えっ、キムチチョコケーキ味なんて、はっきり言ってあんまり美味しくなさそうなふりかけをみんな買って行ったの?!
それとも、蟹座の人がおは朝を見て買いに来たとか?
それなら、相当な数のおは朝信者がいることになる。
…まぁ、いっか。
1つあるなら買えるし…と思って、キムチチョコケーキ味のふりかけに手を伸ばす。
『…?!』
自分が手を伸ばしたのと、ほぼ同時に違う人の手がふりかけに伸びていた。
指には、綺麗にテーピングがされていた。
まさかと、その人の顔を見る。
……やっぱりか。
スーパーで出会うなんて……。
キセキの世代の1人、緑間真太郎。
俺たちは、2人して少しの間固まっていた。
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