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かくれんば3
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テツヤを見送ってから私は、数を数え始めた。
『1、2、3……30もういいかーい!』
「もういいよー!」
もういいよと聞こえたから、私は隠れたみんなを探し始めた。
ーーーーーー
『リサちゃん、みーつけた!』
「あーあ…見つかっちゃった!」
幼稚園児の隠れる場所は、単純で直ぐにテツヤ以外の子どもたちを見つけることができた。
久しぶりのかくれんぼにみーつけた!なんて言ったりして、昔に戻ったみたいで楽しかった。
…まぁ実際、体だけ昔に戻っているけど……。
『あとはテツヤだけか…』
私はテツヤの隠れていそうな場所を見て回った。
ーーーーーー
〜黒子 side〜
ボクは、かくれんぼが嫌いだ。
誰もボクを見つけてくれないから…。
でも……
『必ず見つけるから、待ってろよ!』
美月君なら、きっとボクを見つけてくれる。
ボクは、信じています。
…美月君、ボクはここにいます。
早く見つけに来てください。
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