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酒豪な鬼灯様が酔ってしまわれた様です 2
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…知ってはいたけど、コイツ、ほんとに酔わない。
あれから2人は飲み続け、店が閉店準備をし始めてしまったので場所を移して桃源郷の白澤の家で飲み直しているところだ。
このままじゃ僕が先に酔っちゃうんだけど…。
まぁ実際弱いんだけどさぁ!!
でもこいつのが先に飲み始めてたじゃない!
勝算があると思ったんだよ!!
そう思った矢先、鬼灯が急に立ち上がる。
鬼「明日早いんでした。一人寂しく飲んでください爺。」
白「誰が爺だ!帰れ帰れ!この仕事中毒!!」
鬼灯が一歩踏み出したその時―――――!!
フラフラ………ドシャ!!「グエッ!!!」
鬼灯がよろめいて倒れ、白澤の上に落ちた。
蛙が潰れた様な声は、文字通り潰された白澤のものである。
白「いっ…たいな!退けよこの一本つ…の…、って、あれ?お前顔…赤くね??」
改めて鬼灯の顔をまじまじと覗き込む。
…うん、確かに朱い。
白「あっはは!お前っ!酔ってんじゃん!!僕の勝ちだn…んぶっ?!」
己の勝利に高笑いを溢した突如、口を塞がれてしまった。
鬼灯の口に。
鬼灯の…?
口…に…だと…っ?!?!
白「んぐっ!!〜~~っ!ぶっは!ちょ、おまっ!洒落になんないからっ!!!」
やっとの事で鬼灯の体を引き剥がし、ゴシゴシと口を拭う。
鬼「…酔って、ません。」
白「や、酔ってるから。呂律回って無いからねおま…」
――――――――ちゅ。
今…、額の…目、に…っ!
白「ぎゃあぁああああ!!落ち着けよ鬼灯っ!!」
ズサササッ、と後退りするも酒と驚きで腰が立たない。
鬼「やかましいです」
白「ちょ、マジで…〜~!!んむー!!!…っふ…っうァ…」
クチュ
舌ぁああああああああああああああああ!!!
舌入ってきたんだけどぉおおおおおお!!!
くっそ、酔ってるくせに力強い…っ!
しかもこいつ上手い?!
顔面蒼白になりながらもがもがと抵抗していた白澤だったが、鬼灯のキスが気持ちいいと自覚してしまうと、みるみる力が抜けていってしまう。
ダメだ…、こいつに流されちゃう…。
誰か…。
誰でもいいから…っ!!
助けて―――――――――――――!!!
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