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あの嫌な予感から早数週間。
白澤がすっかりその事を忘れてしまった頃…。
事件は起こった。
白「で、何がどうしてこうなったの……?」
改めて自分の状態、及び状況を確認する。
うん、わからない。
黒「いやぁ対不起~。まぁそんな警戒しないで!楽しもうよ!」
白「できるかッッ!!!」
朝目を覚ますと僕の分身が馬乗りになってました。
いやいや、今時ラノベでも流行らないわ!!
しかも何か…、身体重っ
黒「再び登場"例の黒布"~!!足首に巻かせてもらったよ。俺の力も加算されてるからいつものより強力で~す♪」
白「何してくれちゃってんのバカなの?!?!」
そもそもこんな事をされる意図が読めない。
大体自分自身にこんな事して何が楽し…、
鬼「遅くなりました」
黒「お疲れ~」
白「なっ!やっぱお前絡みかッ!!!」
自室の扉が開き、現れたのは鬼灯。
いやまぁ…、薄々そうかなとは思ってたけど…。
鬼「あなた爺のくせして物覚えいいんですね。"嫌な予感"をなかなか忘れないから決行が遅くなりました。」
何…で、その事知って…っ
黒「あ、ごめんね。俺には筒抜けなの。」
oh………。
そうだった、こいつには全部…黒「読まれる♪」
我ながら不気味だな…。
鬼「では早速始めましょうか」
わー、何だろ黒澤の歓迎パーティーでもするのかなー?
何てふざけた思考に逃げてしまいたかった。
しかし鬼灯の目が、こちらに向かってくる足音が。
逃がしてくれはしなかった。
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