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これしかできない
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「ふふっ、そんなに見られてると緊張するな、じゃあ始めるよ?」
光は俺の性器を手に取って、何の躊躇もなく先の方を舐め始めた。
「光、そこは汚いからだめぅっ」
口から変な声が漏れて、慌てて手で口を塞ぐ。
「あはっ、良いんだよ声出して。それに汚くない、後で太一兄さんには僕の舐めてもらうんだから綺麗だって思ってなくちゃ駄目だよ?」
それだけ言うと光は舐めるのを再開し、声を出していいと言われた俺は、それでも口を押えていた。
光の熱い舌が尿道を抉る様に舐めて、そのままカリの部分に舌を這わせる。
くるりと裏側に回った舌がそのまま根元に向かって裏筋を滑っていくと、背筋がぞくりと震えて下腹部に熱が集まるのが分かった。
気が付けば両ひざに置かれた光の手を力いっぱい握っており、それに気づいて慌てて放そうとしたら逆に光に腕を掴まれて指を絡められた。
「ひか、る、もっ、いいから、でるから、離して」
「ほんと?じゃあ出していいよ」
光のその言葉に離してくれるのかと思ったら、何故か光は一気に性器を咥え込んで来た。
熱くてぬるぬるした口の中は、入れただけで達してしまいそうになる。
「だ、めっ、ひか、で、でるか」
腹筋に力を入れて必死に抑える。
だが、光は早く出せと言わんばかりに吸い上げた。
「いっ、あ、ふっ、あっ、んんっ」
・・・達してしまった、口の中で。
「んぅ、いっぱい出たね。太一兄さんやっぱりあんまり抜いて無いんだ。気持ちよかった?」
「ごめん。本当にごめん。俺、我慢したんだけど」
「良いんだよ。言ったでしょ?出していいよって。それにそれを飲み込むのが愛情表現なの。性欲処理でもあるけどね。それじゃ、やり方分かった?」
出来るかは正直不安だったけど、光はしてくれたのに俺だけしないのはおかしい。
それに違うキスが出来ないんだから、俺はこれを上手くならないと駄目だ。
「やってみる・・・えっと、今、していいのか?」
「あーそだねー・・・うん、後にしよっか。とりあえずご飯食べて、いきなりはちょっと抵抗あるかもしれないからお風呂入って綺麗にしてからね。それなら少しは楽じゃない?」
「そうだな。ありがとう、色々考えてくれて」
「ふふっ、気にしないで。それじゃ食べよっか」
光は自分の席に戻り、俺はスプーンを取って少し冷めたシチューを口へと運んだ。
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