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介抱して、手懐けて side棗
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「あーぁ。気絶しちゃってる」
俺の後ろからMの二人が顔を出す。視線の先にはイったのか、寒さに耐え切れなくなったのかで気絶したらしい壱がベッドに転がっていた。
「ほら、壱。もう起きな」
冷たい頬にキスして、壱を戒めていたものを外していくが、呻き声すら上げなかった。
「全部外す気か」
「まさか。でもお風呂にでも入れてあげようと思ってね」
バイヴを外しやるときだけ、小さく呻いて抵抗してきた。
「こいつ…」
「壱ってば、無意識に誘ってるよね」
筋肉質にしては細い身体を抱え、予め沸かしておいた風呂場へ運ぶ。
「壱、熱かったら言って」
「ん…」
極力温い温度で、じっくり身体を暖めていく。濡れるから、拘束具は全部外してきた。暴れたら何回か湯船に沈めればいい話だし、最悪鍵は捨てればいいんだし。
「ふふ。こうして見ると可愛いのに」
「何言ってんの?壱は元々可愛いよ」
「いや、クーデレかツンデレだろ」
「二人は壱のベッドを整えるくらいしておいで?」
お前らのせいでシーツ何枚洗ってると思ってんだ。
「…ぅん?」
「目が覚めたか?おはよう壱」
「…何してやがる」
「覚えてない?壱、冷房の効きすぎた部屋に全裸で閉じ込められて気絶してたんだよ」
「…だとしても、なんでお前に抱えられて風呂に入ってんだよ」
「沈みたいの?壱」
「…チッ」
「…いい子だね」
肩にお湯を掬ってかけてやりながら、しばらく壱を後ろから抱き締めていた。
時々可愛い乳首を掠めると、切なそうな声を零して俺を恨めしそうに睨んでくるから、三回程湯船に沈めてやった。
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