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お出掛け…困りました 2
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『あ、翡翠さん!おはようございます!』
「おはよう茜君。ちょっと待って今ボタン閉めてて……」
『今行けばまだ翡翠さんのヌードが拝めますか』
「?茜君、今何処に居るの」
『今翡翠さんのマンションに向かってますよ』
場所、覚えてますんで!と楽しそうに話す茜君。相変わらず元気な子だなぁ……って、年寄り臭いな。
着替え終えたところで、丁度玄関の呼び鈴に呼ばれる。
「はいはー…」
「翡翠さん!」
「あれ?鍵…」
「前に置いてた鍵、持ったままだったんです!」
返してなかったのね…あの時はドタバタしてて忘れてた。
「翡翠さんその格好…」
「!ごめん、ダサいでしょ」
たははと笑うと、茜君が無言になる。
無難に無地のYシャツにカーディガン。チノパン。それと一応腕時計。
「よし、予定変更します!まずは服!ついでに靴も買いましょう。それから……」
なにやら予定を変えるらしい。あれ?僕にお礼って僕の意見は??
「安心してください翡翠さん。全部俺のポケットマネーで買いますんで!!」
「ちょっと待って…話が追いつかない」
「今の服も可愛いですけど、俺の選んだ服も着てほしいですね!」
「茜君のセンスいいからね~じゃあ、選ぶだけ選んでもらおうかな」
と言う訳で、お出掛けです。
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