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からかい 4
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「じゃあ、茜君の女性の好みって?」
「それ聞きます?」
「だって、僕だけ言うのはずるいでしょ」
「そうっすかー?」
むー……
「まぁ、強いて言えば、料理のできる人っすかね?あとは眼鏡で、可愛い系の」
「年上?年下?」
「あー…歳は気にしないです」
「へぇ……」
わりと普通なんだなぁ…お兄さんが女性すら寄せ付けなさそうだけど……
「え、なんですかその冷めたリアクション!」
「だってー」
「じゃあハッキリ言います。翡翠さん、貴方がタイプです」
「?!」
ぼ、僕がタイプ?!
「あああああ茜君!大人をからかうんじゃありません!!」
「からかってません。本気です」
「もう!」
僕がタイプ!?男なのに!!??
「あの日、拾われて優しくしてもらってから、俺はずっと翡翠さんが好きです」
「~~!!」
「あは。翡翠さん真っ赤」
「もう!もうっ!!」
とりあえず、クッションで茜君を殴っておいた。←
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