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お泊りのお誘い 4 side茜
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「茜君、お昼ご飯は?」
「食べてきてないです」
「そっか、どうしよっかな……」
「?と言うと?」
「最近、近くに新しいカフェができたらしくって。そこに入ってみようかなーって思っててさ」
「じゃあ、夕飯は翡翠さんの手料理がいいです!」
「!?じゃあ、お昼は外に食べに行こうか」
ちょっと着替えてくるねーと言い残して、翡翠さんは着替えるために多分脱衣所に向かってった。別に男同士なんだから気にしなくってもいいけどさ……翡翠さんは刺青を見られたくないんだろうけど……
「どうせなら、新しい服とか買ってやりたいんだけどなぁ」
「なぁにー?」
「なんでもないですー」
あー翡翠さんに俺の選んだ服だけを着て欲しい。もっと俺好みになってほしい。独占したくって仕方無い。
「戻りましたー」
「あ、買ったやつ、着てくれてるんですか!」
「勿論だよー。似合ってるか判んないけど、茜君が選んでくれた服だし……」
翡翠さん、服を送る理由って知ってんのかな……
「似合ってますよ」
「へへ、ありがとう」
可愛すぎか……あーもう。ちゃんとブレスレットも着けてくれてるし。
「じゃあ、混まないうちに行こっか」
「歩いていきますか?」
「うん。近場だし、僕の場合は……」
「翡翠さんの場合は?」
「う、運動不足になっちゃうから!」
……誤魔化されたな。まぁ、無理矢理聞こうとして追い返されるのも嫌だし、いつか翡翠さんから話してくれるまで待ってよ。
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