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お風呂……となりますと!!
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「はぁぁ……翡翠さんの残り香……」
翡翠さんの浸かった湯船に肩まで浸かる。鏡の前には洗顔料とかシャンプーとかリンスとか。泡立てネットもあるし、俺用に新しいタオルも用意してくれていた。
「はぁぁ……あったけぇ」
片思いだけど、片思いだけど翡翠さんが好きでたまらない。俺の事は年下だからか、弟ができたような目で接してくる。俺の眼に見えた過剰なスキンシップも戸惑ってるのは判ってるけど、しょうがないとしか思ってないだろうし。
「やっぱ……恋愛対象として見てくんねぇのかな」
夜な夜な、俺の夢に出てくる翡翠さんは積極的で凄く可愛い。だから俺も夢の中ではがっついて、朝目が覚めて、翡翠さんに知られたくなくて必死に振り払う。何回も抱いたし、何回もキスした。
「茜くーん?逆上せてないー?」
「だ、大丈夫です!」
あぶねぇ……危うく股間に手が伸びるところだった。
「もうそろそろあがりますんで」
「気にしなくっていいよー?ゆっくり温まって」
そういや、まだ髪も洗ってない。翡翠さんの風呂場に置いてあるのはよく見るシャンプー類。特にこだわりは無さそうだ。
あ……あれか?!明日翡翠さんに「同じ匂いがします」ってできるパターンじゃねぇか!?よっしゃあ!!
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