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男
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「……んっ…」
頭がクラクラする。
身体は気怠く、その気持ち悪さから身を捩ると、手脚の拘束具が遠慮なく音を立てる。
…精液が身体にまとわりついて気持ち悪い。
ふと、遠くに男の声が聞こえ、さっきの男の低い声と、聞き慣れない少し高めの男の声が何かを話しているのが分かる。
段々と意識が浮上してくる。
すると、ガチャン、という地下室のドアを閉めた時の金属音が部屋に大きく鳴り響き、一人の男が近づいてくる。
ーー…ん?こいつ、どこかで見たことがあるような…
その男は僕の頭の横に回りこむと、口許に微笑を浮かべた。
「はじめまして、沖 涼真くん」
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