アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お前に呼ばれたんだよ
-
「ところで、なんの用です?僕とマナエルは親密にならなければいけないので、忙しいんですが」
「忙しいのはお前だけの様に見えるが…」
「ほっとけ!」
「大体、ルシファー、貴方が呼びつけたんでしょう?」
サリエルに言われ、記憶を手繰り寄せる。
「……………そうでしたね」
「…お前、完全に忘れていたな」
サリエルが恨めしげに睨んでくる。
一つ溜息を吐くと、サリエルはアポリオンに向かい合う。
「アポリオン、ルシファーと話があるんです。マナエルを連れて、席を外してくれるかい?」
「……………」
バシンッとサリエルの頬から小気味よい音が響いた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
20 / 41