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生存
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「な、何だい今の悲鳴は…」
「サラさんはここにいて下さい」
「あ!ちょっと!」
急いでマントを羽織り剣を持って、外に出た俺の眼に映った光景は『赤』だった。
転がっている村人の体、血を滴(したた)らせている鈍く銀色に光るもの。
それを持っている彼らは…
「小、隊長…」
「お?何だお前生きてたのか」
「な、にを、して…」
「何って、俺達の任務を遂行しているんだろ?」
ザッ。土を踏む音に振り返る。
「! エミー…」
「お兄ちゃん…?誰?その人達を知ってるの?お兄ちゃんの、仲間、なの?」
「あ、ち、違…!」
「そうだよ、お嬢ちゃん? そこにいるお兄ちゃんは君達を殺しにきた悪いお兄ちゃんなんだ──」
「止めろ!!!」」
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