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いつも通りの姉
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「怜司!」
ポカッ────
「ん~~…痛い……」
「何寝てるのよ!
わざわざ呼びに来させないでよね
ご飯出来たってお母さんが呼んでるわよ」
痛みで浮上した意識にねぇちゃんの声が届いた。
「あ~~…わかったから叩くなよな
バカになるだろ」
のっそりと起き上がる。いつの間に寝たんだっけ…
「頭を叩いてるわけじゃないし、もうすでにバカだからちょっとくらい大丈夫よ」
相変わらず容赦ねぇな…
背中だって重要な神経あんだぞ!
「あんた…その顔どうしたのよ
昨日も様子変だったし…」
俺の顔を見て驚いた顔をしたねぇちゃんの心配そうな声に、あぁ…なんだかんだ言ってもねぇちゃんだなとちょっと感動した。
「まさか…
昨日童貞卒業したのに、彼女にテクがないって別れ話されて別れたの?」
おい!俺の感動を返せ!!
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