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目覚め
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ん~……
なんかいい匂いする
温かいし…
この匂い好きなんだよなぁ
ん?でもこれって確か香水で…
目を閉じたまま、ふわふわ~っとしてた意識がどんどんクリアになってくる。
ところでなんで温かいの?
俺が触ってるのは何?布団じゃないのは分かるぞ
しかもその香水の持ち主…俺が知ってる限り一人しかいない……
ね、寝るんだ。これはまだ夢の中だ。
そうじゃないとしても今目を覚ますわけにはいかない!
と、とりあえず離れてくれるまで待つんだ。
あー!自分の手が憎い!なんでガッツリ掴んでんだよ!
離したらばれるかな?いや、ゆっくりさりげなく離せば何とかなるかも…
そう!寝返りとかすれば…
「そのまま寝たふり続けるのもいいけど、そろそろ起きねぇと朝飯間に合わねぇぞ?」
クスクスと笑う声が頭の上から降ってくる。
バ、バレてたー!
「お、起きてたなら起こせよ!」
バッと慌てて圭太から離れる。肘を立てて横向きに寝てる圭太がニヤニヤと見てた。
「一応、起こしたぜ?
けど、怜司が離れてくれないから…なぁ?」
~~~~~~~~!!!!!
「お、お、俺のせいにするな―――!!!!」
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