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半径10メートル
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「なぁ悪かったって!
それに一年間は一緒のクラス…
しかも今は同じ部屋なんだからそんな怒んなよ
な?怜司ー」
「俺はやめろって言った…
なのにまたした。
しばらく半径10メートルは近づくな」
俺は今ものすっごく機嫌が悪い。
原因は今俺の前に回り込んで謝ってる長谷。
「は、半径10メートルって…
そんなん無理にきまってるじゃん」
「無理でも何でもしろ」
晩御飯も食べ終わってお風呂も入ってリラックスモードのところを長谷が悪ふざけで後ろからわき腹くすぐってきたのだ。
不意打ちプラス苦手なこちょこちょ。その効果は絶大で、自分でもキモイ声が廊下に響き渡った。
「あ、ほら、このジュースあげるからさ…な?」
「飲みかけのジュースで俺の機嫌取ろうとしてんじゃねぇよ」
「そやで
あんまレーちゃんにちょっかい出し過ぎると痛い目みるで~」
「でもさぁ~
怜司よく見たら可愛い方だし、あんなエロい声だすのにちょっかい出すなって方が無理な話だって」
よく見たらってなんだよ!
「俺よりチビに可愛い言われたくないわ
それに普段からエロい雰囲気出してる浩介がここにいるのにお前の目は節穴かよ」
「……なぁ…それって褒めてん?貶してん?」
「いやぁ…それは確かにそうやけど、なんか怜司は掘ってみたい」
掘る?えっとたしかそれって……
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