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夫婦
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浩介 Side
違和感を感じてないんやろうか…?
そのエプロン姿に違和感のないことに…
主夫化してるのは知っていた。レーちゃんのお母さんの代わりに家の事をいろいろしていると…
けど、他人の家でエプロン姿がこんなにもしっくりきてるやつ見たことないで…
実はもう同棲してるんちゃうん?って言葉をグッとこらえてレーちゃんに案内されて奥のリビングに向かった。
リビングにはソファーで新聞を広げてるうさみん……
じゃなかった
本を読んでるうさみんがいた。
おかしいな一瞬幻覚が見えたような…
「どうかしたか?」
「…………」
2人して同じような聞き方
どこの熟年夫婦やねん!
「なぁうさみん
やっぱ僕来やん方がよかった?」
「そう思うならとっとと帰れ
ただでさえバカがいるのに2人分教えるの面倒だ
といいたいとこだが、来てくれて助かった
ま、教え方は変えねぇけどな」
あらま…
うさみんから「助かった」なんて言われるとは…
「うさみんはこのままでええの?」
キッチンにいるれーちゃんに聞こえないようにこっそり話しかけた。
「なにが?」
何がって…もう!
しらばっくれるのが好きなやっちゃな!
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