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三重苦
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身体がだるい…
苦しい…
暑い…
眠りから覚めた時、真っ先にその感覚が浮かんだ。
瞼をあげるのも億劫でどうしてこんなトリプルパンチに遭ってるのか記憶を辿る。
~~~~~~~!!!!
致したんだった…
自分の痴態を思い出して、顔が赤くなる。
気持ち…よかった……
まるで自分の身体が女に作り替えられたみたいな…
ぎぃやぁぁぁあああああああああ!!!!!!
俺は男だ!俺は男だ!俺は男だ!俺は男だ俺は男だ俺は男だぁあ!!!!
……ちょっと待て
身体がだるいのは圭太が無茶苦茶したからだとするとこの苦しくて暑いのはなんだ?
ゆっくりと瞼をあげるとその原因がわかった。
「おい、起きろ」
うわっ…声カッスカスだな
喉もカラカラだし
とりあえず目の前にいるでかい図体を引きはがそうとしてみるが、なかなか力が入らなくて上手くいかないし起きる気配もない。
「ん~…」
お、動いた!俺の上に乗っかっていた腕と脚が退いて自由の身を手に入れた。あ…身体綺麗にされてパンツ穿いてる…いつの間に?つか腰痛い。全身痛い。だるい。なんか腹立つ。
のろのろと上体を起こして、だるい体に鞭打って服を着て水を求めてベッドを出ようとしたら手を掴まれた。
「起きたのか?」
圭太の方を見たらすやすやと満足そうに寝てた。
あれ?起きてないの?
何度か圭太に声をかけるが目を開ける気配はない。寝ぼけてんのか?
寝ててもイケメンとかほんとムカつくな…幸せそうな顔しやがって
しかも心なしか肌が艶々としてるような…
「まったく…俺の長年の願いを台無しにしやがって……」
瞼にかかっていた髪をそっと梳く。
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