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急いでドアを開けると、先生がちょっと照れながら「来たぞ」そう言った。
『どうぞ、入ってください』
「おぅ、おじゃまします」
いつもの金曜日は、だいたい先生の家で過ごす、でも今日は俺の家…
何だか少し緊張する。
「あ、ご飯買ってきたんだけど、もう食べちゃったか?」
『いえっまだ食べてません。一緒に食べましょう』
先生の買ってきてくれたご飯を2人で並べて、向かい合って食卓テーブルに座り他愛も無い話をしながら食べた。
我が家でご飯を食べている先生の姿が何だか新鮮で、何でもない会話も全て楽しい。
食事の後、リビングのソファーに腰掛ける先生に、バスタオルと着替えを手渡し
『俺、食器洗ってる間にお風呂どうぞ、着替え…少し大きいかもしれませんが俺の着てください』
「あ、悪い借りる。下着は買ったけど着替えまで買って来なかった」
先生を脱衣所に案内して、俺はキッチンへと戻り、2人分の食器を洗い終えてからリビングのソファーに腰掛けた。
自分で誘ったのに、落ち着かない。
大した見てもいないテレビのチャンネルを何度も変えて、お風呂から先生が上がるのを待っていた。
暫くして、お風呂から上がった先生がリビングに入ってきたが
その姿は、もう…なんと言うか…可愛いの一言しか浮かばない。
大きいTシャツを着て、スウェットは大きすぎたのか裾を随分折り曲げていた。
「笑うなよ」
と、少し眉間に皺を寄せていたが
俺が近付き、先生の手を取って
『俺の部屋…行きましょう』
そう言うと、先生は黙って頷いて俺の手を握り返す。
手を繋いだまま階段を上がり、部屋のドアを開けて『どうぞ、入ってください』と、先生を部屋に入れた。
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