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「俺に…これ…これに着替えろ…と?」
『はい。着てください』
「…スカート…だけど?しかも女性用の下着…だよな?これ…」
『そうですね、スカートです。』
「秘策って…女装…女装なのか?」
『ウィッグもありますよ』
「そうじゃなくて…」
『問題ありますか? あ、先生の好みの服じゃないですか?』
「もっと…こう…普通の変装とかなかったかな…」
『え? けっこう普通の変装じゃないですか?』
「下着まで用意する必要あったか…?」
女性用の下着を手に持ち項垂れる先生に早く着替えてと催促し、嫌がる先生を無理矢理着替えさせる。
『さぁ、後はウィッグを着けて化粧をすれば完成ですよ』
「化粧まで…でも、俺は化粧なんて出来ないぞ」
『昨日、母に教えてもらったので俺がやります』
「あ…そう…そうなの…そこまでちゃんと準備してきたの…」
『はい。 先生と手を繋いでデートしたかったので』
「そうか…」
少し照れた様に頭をポリポリかいて、そっぽを向いた先生が可愛くてキュッと抱きしめた。
『さあ、早く準備していきましょう』
「…わかったよ。」
母に教えてもらった通りの順番に先生の顔に化粧をしていく。
元々キレイな顔をしているが、仕上がっていく顔は艶やかなものだ。
大きな垂れ目がちな目が睫毛にマスカラを塗ってより大きく見え、白い肌に薄桃色のチークが映える。
唇はほんのり紅く色づくリップを塗れば、その唇に吸い寄せられそうだ。
『先生…完璧です…』
鏡を見た先生が複雑そうな顔をして笑った。
『どうです? これならバレないでしょう?』
「…そうかな」
『さぁ、行きましょう』
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