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楽しい時間は瞬く間に過ぎていき、太陽が沈む頃には、たくさんの人で賑わっていた遊園地も段々と人も少なくなっていく。
『暗くなってきましたね、そろそろかえりましょうか』
出口に向かって歩いていると、先生が俺の袖をクイクイと引っ張る。
『どうしました?』
「あれ…乗りたい…」
『あれ?』
先生が指を指した方角を見ると、そこにはライトで照らされた大きな観覧車があった。
『観覧車ですか?』
「そう…それ」
『閉園までまだ時間ありますし、じゃぁ帰るのは観覧車に乗ってからにしましょう』
「うん」
2人観覧車に乗るため列に並び、順番がくるのを待って、係員に誘導され観覧車に乗り込んだ。
ドアが閉められ、ゆっくりと上昇していく、先生は目をキラキラさせて窓の外を見ていた。
「夜景とか久々に見た。すっげぇ綺麗だなぁ」
先生の方が綺麗、そんなキザな言葉を飲み込んで『そうですね』そう返した。
窓の外なんて見てなくて、ただ真っ直ぐに先生を見つめて、今日2人で来れた事の嬉しさをかみしめた。
ジッと見つめている視線に気付いたのか、先生は「あんまり見んなよ」と手で顔を隠してしまう。
そんな先生の手を掴んで『先生…こっち来て』そう言って膝の上に座らせた。
「何で膝の上なんだよ、見られたら恥ずかしいだろ」
『誰も見てないですよ。暗いですし』
キスをしようと顔を近づけると「見えるからここじゃ嫌だ」と両手で顔を隠してしまう。
『見えてない』
そう言い切って、先生の両手を掴みキスをした。
唇が離れると「リップついちゃったじゃん」そう言って俺の唇を指でなぞる仕草が可愛くて、もう一度キスをする。
舌を絡めながら、俺はスカートの中に手を滑り込ませると、先生の身体がビクリとはねた。
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