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夏休みそれは素敵な響き scene坂上
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夏休み、それは何だかワクワクする響き。
まぁ、俺はワクワクなんてしないけどね、大人ですから。
俺が教えるバスケ部は、夏休み初日から三泊四日の合宿でございます。
朝から晩までバスケ三昧なわけで、初日から部員達はクタクタになりご飯もなかなか喉を通らないといった感じ。
まぁ、俺、スパルタだしね。
半端な練習はやりません。
皆、クタクタな中、ただ一人だけは涼しい顔してご飯をおかわりする男がいた。
野々村 一
俺の生徒で恋人らしいこいつに俺は
「何だ、野々村、元気そうだな走り足りないか?」
『…いえ』
クタクタにしてやりたかったのにまだまだ元気なイチに俺は、ちょっと意地悪を言ってやった。
でも、意地悪なんて言ってる場合じゃなかった、俺は後悔させられる事になるなんて、この時は全然考えてなかったから…
夜、1日の疲れを癒すかの様に俺は熟睡していた
だから気付かなかったんだ、部屋に入ってきた獣の気配に…
暑い…寝苦しい…何か暑いものが身体にまとわりついてる様な…そんで首筋がくすぐったい様な…
ん?
んん?
んんん?
俺は違和感にうっすらと目を開けた
「…イチ!! 何でこの部屋に居るんだよ、他の部員にバレたらどーすんだバカやろう!!」
『大丈夫、こっそり来たから』
「大丈夫なわけあるかっアホ、たった3日だろ、我慢しろよっ あっ…、バカ、どこ触ってんだ、ヤメろっ」
俺は、必死に抵抗した
必死に抵抗してたら…
ゴツっ
あ、ヤバ、肘が…イチの顔に…
俺はゆっくりと振り返り
「イ…イチ?わりぃ…ヒっ!!」
目が…
イチの目が恐いっ恐すぎるっ
『先生…俺は、いつでも先生に触ってたいんです、3日なんて我慢出来ない』
「で…でもな? イチ、他の奴らにバレたら…」
『わかりました』
イチはやっと俺の気持ちが解ったのか、ベッドから降りて、ドアに向かって歩き出す。
俺はホッとして
「明日、ちゃんと起きろよ~」
なんて悠長に言っていたら
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