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坂上先生だってたまには拒否します
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俺だってたまには拒否したい。
高校生の体力は底無しか?
バスケしてクタクタなはずなのに…何で夜になると元気なのか…。
俺はいつか干からびるんじゃないか…不安だ。
金曜日の夜は決まって泊まりにくるあいつ…野々村 一
明日はバスケ部もオフだから、夜は危ない…
俺は泊まりにきているイチをかまう事なくパソコンに向かう、急ぎの仕事じゃないが、あたかも忙しい様にキーを打つ。
『先生、まだ終わらないの?『』
なんてイチは聞くが、俺は
「悪いな、まだ終わらないから先に寝てろよ」
なんて…申し訳なさそうな芝居をする。
『仕方ないか、仕事なら』
そう言って布団に入る。
しばらくすると規則正しく寝息が聞こえる様になり
「よし、やっと寝たか」
さて、俺もゆっくり寝れる、俺は「んーっ」と背伸びをして、イチを起こさない様にゆっくりと布団に入ると…
ガシッ
『騙されるとおもったの?』
「ギャーーーッお、お前寝たんじゃなかったのかっ」
『んー?先生の様子伺ってた』
「忙しいって、う、嘘ついたわけじゃないからっホント忙しかったからっ」
『でも…終わったんだよね? じゃぁ、大丈夫だよね?』
「大丈夫じゃないっ大丈夫じゃないって!! 明日また動けなくなったら俺っ…」
『大丈夫、俺がお世話してあげるから』
「ダメ、今日はダメ!! 止めてっダメダメダメ!! 止めてーー!!」
朝日ってこんなに目にしみるものだったかな…、結局…朝じゃねーか。
拒否しても逆効果じゃねーか。
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