アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
7
-
ふわふわ、ふわふわする。
ワインはやっぱり苦手だ。
飲み易いから、つい飲み過ぎて、気付いた時にはもう遅い。
体に力が入らない。
気持ち、いい。
「・・・んっ」
気持ちいいのはワインのせいだけじゃない。
タカさんが、俺を触る。
「はっぁぁっ・・・んっ」
ふくらはぎをなぞりあげ、太股へ。
その動きはひどく、扇情的で。
ーーー気持ち、いい。
「ゆうと、俺マッサージしてるだけなんだけど?やーらしー」
「んんあぁっ」
タカさんが、俺を触る。
俺の中心をなぞり、ぎゅっと握った。
「こんなにして。パンツ濡らして女の子みたい」
もう、俺のソコは先ほどからの足へのもどかしい愛撫に恥ずかしいくらいに立ち上がって、蜜をたらしている。
「はぁっ・・・俺は、・・・んっ、男だっ」
最大限の恨みを込めて睨みながらそう言ってみても、快感に身悶えながら、喘ぎ喘ぎ言ったところで雄の征服心を煽るだけだ。
「ゆうと、本当にもぅ・・・」
はぁっとタカさんはため息をつく。
「今日は、優しくする予定だったんだけどなぁ~。ごめんね。ぐっちゃぐちゃにしてあげるね」
そう言って微笑むタカさんは本当に格好いい。
無駄に。
本当にいい男だなぁ。
なんて、不覚にも見とれてしまって、タカさんの言葉なんか一個も頭に入ってこなかった。
「あっ、あっ、ちょっとっ」
見とれてポケーっとしてる間に横抱きに抱えあげられる。
ちょっと待てっ。
これってお姫様だっこ、俺軽いけど一応男なのによくも軽々と。
タカさん力あんだなぁ。
じゃなくって。
「ゆうとぉ~、暴れたら落ちて痛いのお前だからねぇ~」
そんなこと言われたらさ。
大人しくなるよ。痛いのイヤじゃん。
「そぅそぅ。イイ子にしてな。気持ちいいことしかしねぇからよ」
ちゅっと額にキスを落とし、タカさんは俺を寝室へと運んだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
7 / 354