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タカさんの家に来るのは久しぶりだった。
2週間ぶりくらいかな?
リビングのソファーに座って俺は口を開く。
「タカさん、俺今日まじで疲れたからなんか話あるなら早くしてください」
「悪い・・・」
「タカさん、黙るな」
「ゆうとぉ~。怒んないでよ」
「はぁ・・・。仕事場にプライベート持ち込むのは千歩譲って許すとして、他人を巻き込まないでくださいよ。痴話喧嘩なら家でしてください」
「ごめんちゃい」
・・・はぁ。
もう、ため息しかでない。
「で、あいつに何言われた?」
「洋子さんに直接聞いてください。俺は知りません。・・・もう、帰っていいですか?」
ソファーから立ち上がり、帰ろうとすると、タカさんに後ろから抱き締められる。
ちょっと、これじゃあ帰れない。
いい加減にしてくれないかな。
本当に今日、疲れたんだってば。
「タカさん、離して」
「ゆうとが帰らないって言うなら離す」
しばらく黙っていると、抱き締めた状態のまま後ろから首筋を舐められる。
「・・・っ。んっ。タカさん、まじでやめて。無理」
「悪い。ゆうとにくっついてたら、つい」
「タカさん、硬いのがあたってる」
「ゆうと、帰るなんて言うなよ」
「はぁ・・・お風呂、準備してくるから離して」
「ゆうとぉ~」
一層強く抱かれる。
そして、タカさんは離れてくれた。
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