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「あれ?この時間にいるの珍しいっすね」
店員「今日はお休みした人の代わりなの、大学の講義も無いし」
「ふぅん、大学生だったんだ」
そんな俺達の会話を立花は目をパチパチさせキョトンと見てた。
店員「お友達?可愛いね」
「へっ?可愛い?これが?全然可愛くないでしょ」
俺は笑いながら否定した、本心ではなかったが、男相手に「可愛いでしょ」とは言えず、誤魔化す様に否定しただけだった。
それが立花には勘に触ったのか、いつも女子にはヘラヘラしてるのに
『早く会計してもらっていいですか』
そんな言葉を不機嫌そうに吐いた。
店から出ても不機嫌で、俺の前を足早に歩く。
俺は手にぶら下げた袋を持ってやろうと袋に手をかけたが『これぐらい自分で持てる』と、振り払われた。
「何怒ってんだよ」
『怒ってねぇよ』
「その態度で怒ってないとか、面倒くせぇな」
今思えば一言余計だったと思う。
でも1度口から出た言葉は戻ることは無い。
『悪かったな面倒くさくて』
「だから、何に怒ってんのか解んねぇから言ってんだって」
『…怒ってねぇって言ってんだろ』
態度は悪く、明らかに怒ってるのに認めない立花に俺は溜息をついた。
『俺、帰るわ』
「は?」
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