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何を話すわけでもなく、ただ時計の音だけが部屋に響く。
そんな中、2人同時に
「『あのさ…』」
俺は
「何だよ」
先に聞いた。
『や、お前こそ何だよ、先に言えよ』
「いーよ、大した事じゃない、後で言う、先に聞くから言えよ」
立花は、暫く、あーとか、うーとか唸ってたけど、
『昨日のアレ…俺、気にしてないから、パンチとかさ…お前具合悪かったのに悪かった、その・…ゴメン…お前は? 何?』
俺に話をふられたけど、俺は立ち上がって、草野の前まで行って、立花の頭に手を置いた。
『え?何?』
ビックリして顔を上げた立花の後頭部をグッと掴み、俺はキスをした。
『んンっ…や…ャメ…んぅぅっ』
必死に俺を押し返そうとする立花をさらに抑え込んだ。
キスはより乱暴に激しくなり、長い長いキスをした後、呼吸を荒くして、息をととのえようとする立花を俺は見下ろし、唇を舐めて
「気にしろよ」
それだけ言うと、立花は真っ赤になって口をパクパクさせていた。
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