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事の真相は意外なものである scene草野
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朝から俺の隣の席に座る、立花葵は1人ニヤニヤしている。
すげぇバカ面…
や、いつもこんな面だけど、今日はいつにも増して…バカ面だな。
立花は、ニヤニヤと、何か紙切れを眺めてはしまい、また出しては眺めてニヤニヤするのを繰り返していた。
何だこいつ…
俺は、その光景を
「気持ち悪い」
そう言ってやった
それでも、いつもみたいに立花は突っかかってくる事もなく、ニヤニヤし続けていた。
立花は先生に呼ばれ、手に持っていた何かを机に押し込めて、教室を出て行った、でも、その何かは机には入らず、床に落ちた。
何だ?
封筒?
俺は、それを拾い上げた
封筒には、可愛らしい字で
立花 葵君へ
そう書かれていた。
女…から…?
俺は中を見てみた
立花君へ
お話したい事があります
放課後、体育館の裏で待ってます。
K,Kより
まさか…女から告白?
誰だよ、K,K…?
こいつは誰にもやらねぇぞ。
ん?
K,K…?
俺はニヤッと悪そうな顔で笑い、手紙を机にしまっておいた。
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