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『あのさ、例えばさ、毎日ムカつく事しか言わないし、態度悪いし、意地悪で…でもたまにキ…キスとかしてくる子ってどう思う?』
俺は恐る恐る聞いたら、小野寺が
「…なにそれ、どんな子だよ」
ごもっともです、はい。
『俺もよくわかんないんだってば…好かれてはいないと思うけど…じゃぁ、何で俺にキスとかするのかわかんないってゆーか…』
「それはお前の事、意地悪したくなるくらいに好きなんだよ」
後ろから声がして、3人とも振り返った
『坂上先生っ今の話聞いてたの!?』
「聞いてたっつーか、聞こえてた、ここ教師用の喫煙所の目の前だからな」
『坂上先生っさっきの、意地悪したくなるくらいに好きって…マジで言ってんの!? 好かれてる感ないんだけど、俺!!』
「ガキだなぁお前らは、その子はお前の気持ちを自分に向かせたくて、わざと意地悪したり、ムカつく事いうんだろうが、まぁ、そんな事するその子も…まだまだガキだな、さっ、事の真相はわかっただろ?午後の授業始まるから、教室戻れよ」
「だってよ、告白してきた子か、意地悪な子か、立花は選べるって事だな、モテモテじゃん?」
『小野寺…ちょっと黙って…』
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