アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
*
-
「痛ぇな」
『おまっお前が変な事するからだろうがっっ』
「変な事って? 例えば…こんな事か?」
再び詰めよってきた草野に俺は耳を舐められ
『ヒッ…ギャーーっ』
何すんだこいつは、なに考えてんだこいつは、今…今…俺の耳舐めやがった!!
俺は思い切り草野を突き飛ばしてトイレに逃げ込んだ。
「おい、立花、俺は晩飯食うけど…お前はそこに閉じこもっておく?」
『…だってお前…出てったらまた変な事するだろうが』
「わかったよ、もうしねーから変な事、出てこいって、ほら、飯食うぞ」
心なしか草野の声は笑っていた様に感じたが、俺は鍵を開け、ゆっくりとドアを開けた。
草野はドアの前の壁にもたれかかる様に腕を組んで立っていた、俺の顔を見るなり、意地悪そうに笑って
「ほら、飯食おうぜ」
そう言ってリビングに戻って行った。
意外にも草野は料理が上手で、テキパキとパスタとスープを作ってくれた。
ご飯を食べた後は俺が片付けをして、順番にお風呂に入って、寝た。
寝る時に、草野はリビングに布団をひいて寝るからと、俺を寝室のベッドに寝かせてくれた。
ゆっくりと寝ていた俺が、起きてきた時にはリビングは綺麗に片付いていて、テーブルには朝食が用意されていた。
『おぅ…おはよ…』
「おぅ、起きたか、顔洗ったら朝飯食え」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
36 / 127