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1日特にやる事もなく、昼寝したり、携帯ゲームやったりダラダラ過ごし、ふと思う…俺、何しに来たんだろう、と。
別に泊まりに来なくてよかったんじゃねーか?
気が合わないのは昨日でわかったし、変な事されるし、帰ろうかな。
でも、まぁ、居心地はいいから明日でもいっか…
この選択が俺の後々に影響する事になる
夜になり、草野はまたリビングで寝ると言うから、俺は寝室のベッドで寝ていた、夜中、喉が渇いて水を飲もうと寝室から出た俺の目にうつったのは、3人掛けのソファーに眠る草野の姿だった・・・
こいつ…何で布団も出さずにソファーで寝てんだよ…
俺は水を飲みながら考える
もしかして…
布団無い?
そもそも、1人暮らしでベッドあるのに、予備で布団用意するか?
布団無いなら、昨日もソファーで寝てたのか?
何で?
俺に気使って?
布団無いなら無いって言えよ
俺はグラスをシンクにダンっと音を立てて置いたら、草野はその音に反応したのか、瞼を開いて
「うるせ…何だよ…」
『草野、布団無いなら無いって言えよ、俺ソファーで寝るからお前ベッドで寝ろよ』
「…いいんだよ、さっさと寝ろ」
『よくねーだろ、ほら、ベッド行けよっ』
「いいんだって」
『よくないって』
そんなやり取りを繰り返していると、草野が
「あー…わかった、ベッドで寝りゃいんだろ」
そう言って、俺の首を掴み寝室へ行こうとする
『ちょ…ちょっとちょっとちょっと!! 俺はソファーで寝るからっ』
寝室のベッドに放り投げられた俺は見てしまった。
見た事ある、この目…
デジャブだ…
この状況に覚えがある…
俺の脳が身の危険を知らせている…
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