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Look at me!!! 3
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早々に自覚してしまった俺は、少し悔しかった。
だって、あの飛雄にだ。
及川さんを惚れさせるなんて、良い度胸してるじゃない…!
絶対、ぜーったい俺からは言ってやんないんだからね?!
覚悟してなよ、飛雄ちゃん…っ
そう決意した。
恋愛マスターの俺からして言わせれば、あの態度は脈アリだと思うんだよね。
てか絶対好きでしょ。
及川さんを好きじゃないなんて、選択肢にないからね。
飛雄が俺に告白してくるのは時間の問題。
この時はそう思ったんだけど…。
しかし、待てど暮らせど飛雄がアクションを起こす事は無かった。
それは部活を引退しても。
中学を卒業して高校に入っても。
いい加減焦らしプレイは飽きたんだけど…?!
もー、何なの飛雄のバカ!!!
そして高3の春。
青城は、烏野と練習試合を組むことになった。
そこに、飛雄はいた。
俺の知らない間に背も伸びて、技術も一段と上がって。
本当、厄介な後輩…。
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