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Lovesickness 5
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太陽と月だなんてよく言われるけど。
結局太陽が空に浮かぶ真昼、月は見えない。
月が浮かぶ夜には、太陽は姿を隠す。
その比喩は、もしかしたら自分達の事なんじゃないかと。
あながち間違えではないのかもしれないと、思ってしまう。
まぁ、だからこそ今こうして腕の中にいてくれる事がどうしようもなく幸せだと思えるのかもしれない。
翌日目が覚めて、そのことを少しだけ日向に話した。
日「ばっかだなー月島。昼だって俺は月見えるよ?夜に月が光るのだって反対側から太陽が見てるからだって、理科で習ったじゃん!!」
難しい事はよくわかんねぇけどなー
そう笑う日向の台詞に、やけに納得した。
そして何だか救われたような気がした。
月「日向に教えてもらわなくても、そのくらい知ってる。」
日向の頬を横に引っ張る。
おぉ、伸びる…。
日「いひゃいいひゃいいひゃい!!すみ"ま"せん"~~っ」
そんな強くしてないし…。
あまりにも伸びるから、ちょっと面白かっただけ。
日「まぁまぁ、俺に大事にされなさいよ月島クン♪」
月「そーゆうのって普通僕のセリフなんじゃないの」
あたたかい布団の中、更に引っ付く日向のその髪の毛に触れる。
いつだって、僕は日向に触れたかったんだと思う。
日「じゃあお互いを大事にしよう!な!」
なぁにそれ。
でも、言われなくたってそうするつもりだ。
月「でもどうして日向となら寝れるかな…。それだけがすっごい不服なんだよね…」
この話始まってからの最大の謎である。
でも、謎は謎のまま。
そのままで終わるのもいいかもしれない。
日「はいはーい!!俺それ知ってる!!!」
教室で意見を発表する時のように、元気よく手をあげる日向。
日「それはね、たぶんだけど………――――――――" "」
まるで覚えたての言葉のようにその言葉を紡いだ。
それにまた月島は、不服そうな顔をするのだけれど。
―――――――――――――――――――――――恋患い
END
↓あとがき↓
まみさんリクエスト作月日R18ようやく書き終わりましたありがとうございましたぁあああ!!
R18ぬるかった気がする…(^_^;)
そしてツッキーが女々しい…。
ご期待に添えるものでなかったらすいません!
これに懲りずまたリクエスト貰えたら嬉しいです!!
Lovesickness=恋患い
恋患いで寝食が疎かになっちゃうの可愛い…。
そしてツッキーは保安灯で寝てそう、ってゆう妄想…笑
ここまでお読み頂いた皆様!ありがとうございました!!
何かございましたらコメント欄ご活用下さいませ(*^^*)
よろしかったら自作もよろしくお願いします!!
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