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プロローグ
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それは本当に突然のことだった。
一般高校に通っていた俺と弟に、両親から衝撃的な言葉が放たれた。
「はぁっ!?え、それ本当に言ってる?」
「こんなつまらない嘘つかないわよ…
私だって、いきなりの海外転勤に驚いてるんだから。」
貿易業を営んでいる両親は、海外出張は度々あった。
しかし今回はなんと海外に転勤になったらしい。
「本当にすまないね裕哉、水樹。
お前達が行く学校はもう決めてある。理事長が私の知り合いでね。
確か、会ったことがあるんじゃないか?」
「確か、親戚の叔父さんの葬式の時に…」
「裕哉達には明日、編入のためのテストを受けてもらうことになる。まぁお前らなら大丈夫だと思う。何かあったら連絡するんだよ。」
「必要なものはちゃんと送るから。 体に気をつけて過ごすのよ?」
「あぁ…うん。分かった。そっちも気をつけてね!」
次の日両親は異国へと旅立っていった。
その後、俺たちは無事試験を合格し、晴れて私立六道花高校に転入することとなった。
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