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水樹の部屋
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「みっずきいいいいいい!!!!」
廊下を叫びながら全力疾走する。近所の皆さんごめんなさい。
「あった!361号室!起きてるかなぁ水樹…」
水樹の部屋の前でちょっと躊躇う。
「まぁ、とりあえずピンポーン」
ピンポーン
「こんな遅くに誰…って、……あぁ。裕哉か。」
あ、やべぇちょいおこだ。
「ごめんね水樹ぃ…ちょっとごたごたしてて・・・」
「別にいいよ・・・そっちはどうなの?」
「ばっちりさ!友達もできたし、食堂にもいったんだ〜なんかすごい声上げられたけど」
「…そうか。今日はもう寝るからさっさと帰れよ」
「うぇぇ?それだけ!?まだ早いじゃん〜もう少し一緒にいようよ」
「う、…あぁ。わかったもうちょっとだけ、ね」
「そーゆとこほんとすき♡」
「調子いいことばっか言うな」
む、嘘じゃないのに。
「好きなのは本当だよ」
「っ!もう寝る!おやすみっ!!」
バタンッ!
ありゃ。扉閉められちゃった。
「ちぇー。また明日ね水樹。」
一人寂しく帰りました。
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