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朝
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コンコン
「そろそろ起きろ裕哉〜」
ん…?
目を開けるとそこは知らない世界だった。
「…じゃねぇや…転校してきたんだ俺…」
「なに言ってんだよ?朝飯作ったから食べて。学校行くんだろ?」
「おおー……え、しのちゃん?こんな朝早くから朝飯ってもしかして手作り?」
「あたりまえだろ?それ以外ねぇだろ」
「すっげぇ!しのちゃん料理作れるんだ!ギャップ萌えってやつ?早くたべてぇ!」
急いでリビングに行くと、朝食のいい匂いが立ち込めていた。
「うっわー!超いい匂い!食べてもいい?」
「あぁ。」
「いただきます。」
パクッ
「っ!っちょー美味しい!!しのちゃん凄いね!超美味いよ!」
「そ、そうか////よかった。」
「うわぁ、感動!しのちゃん。俺のとこに嫁に来てよ。」
「い、いっいきなり真顔でそーゆー冗談言うな!!」
「ふは、…でもほんと美味しい。わざわざ早く起きて作ってくれてありがとうしのちゃん。」
「おう。作った甲斐があったぜ…裕哉。」
「んー?」
ひょいっ
「ご飯粒。ベタすぎだろ」
そう言ってヘラッと笑うしのちゃんの笑顔はやっぱり綺麗だった。
「ありがと」
そう言ってごはん粒のついたしのちゃんの指を咥える。
「なっ…えっ…ちょっやっ…んっ」
しのちゃん真っ赤っか。
なんか…
ムラっと…きそう。
「しのちゃん…顔赤いよ。…可愛いね」
「だからそーゆーこと、いきなり真顔で言うなって!…ズリィよ」
「ふふっ。学校…行こっか?」
「お、おう」
可愛いなぁしのちゃん。
いつか喰っちゃいそう?
こんな風にぱくっと…ね
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