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翌朝
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ジリリリリリリリリリリリ
「…ん…るせぇ…」
手で音の源を探り当て、スイッチを多少乱暴に押し止める。
しかし有能な機械だ。一度止めても奥まで捻って入れない限り音は再び鳴り始める。
「…んだよ…今何時…」
戦慄。
なんと時間を計るであろう機械の針は日中見覚えのある角度を示していた。
「じゅ、12時半…?」
待て待て待て。今日は何曜日だ?
昨日球技大会があった事から今日が休みの可能性は十分にあり得る。
しかし、記憶によると球技大会は練習の2日後だった。
練習は火曜。
つまりは今日は木曜という事になる。
落ち着け裕哉。考えるんだ
時間を戻す方法を。
残念ながら現代科学では時を戻す方法は発見されていない。
だからこそ!俺がその方法を見つける!
そして世界中の科学者に俺の名前を知らしめる!
…………
それは1日で発見できそうにないな。
なんにせよ今日は遅刻だ。
(その後おとなしく学校へ行きました。)
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