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緊急避難
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「っん!?//」
「しずかに。款稚の声がした。ばれたら面倒くせぇだろ?」
手で亜嵐の口を押さえて嗜める。
「ふぅ、っ」
布団の中の密閉空間に隠れるなんて、学園漫画のロマンだな…
これが女の子だったら完全に襲うのにと、亜嵐の方を見ると、大人しく身を縮めていた。
少し濡れた綺麗な髪がうなじに張り付いていて。
仄かにシャンプーの香りがした。
あ…
美味そう…
カプッと、甘く、緩くうなじに噛み付く。
「っ!?ん」
ビクッと肩が揺れ、信じられないというような目で此方を見る。
その目に余計に興奮した。
調子に乗った俺は亜嵐の首筋に舌を這わせた。
「っ、ふぅ…っん」
口を押さえているせいでくぐもった声がこの空間にだけ響く。
シチュエーションが更に俺の興奮を引き立てる。
「亜嵐…」
「ひっ、う…んっ」
手を腰から腹へと這わせ、胸の飾りを弄る。
亜嵐も状況のせいで敏感になっているのか、触れるたびにビクビクと体を跳ねらせる。
「ふ、やぁめ…ぅう」
手が拒むように俺の体を押す。
「ふは…可愛い」
「っ!////」
「おい!もう行ったみたいだぞ」
忍の声が聞こえる。
ガバッと布団を剥いで亜嵐は元の自分の布団まで逃げるように走って行った。
布団の中の暖かさが名残惜しかった。
(あーあ、逃げられちゃった。)
それから俺たちはそのまま就寝して次の日を迎えることとなった。
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