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「何で今日1日そんなに素っ気ないの? 俺、何か怒らせる様な事した?」
俺の質問に答えもせずに、鈴はまた違う漫画を取りに行こうとする。
俺は鈴の腕を掴み
「何かあるならちゃんと言ってよっ」
鈴は黙って俯いたまま顔を上げようとはしなかった
だけど、俯いたままポツリポツリと話しだした。
「斗太が…前に…キスしたことあるって…俺の知らない奴ってさぁ…もうしちゃったのは仕方ないけど…俺はさ、斗太が初めてだったのに斗太は違うじゃん…俺…なんかヤダった」
バカやろう
可愛いすぎるだろ
俺は鈴に、そっとキスをして
「ゴメン、早く言えば良かった、俺がキスしたことあるっていうのは本当だけど、相手は…鈴だから」
「へ???俺???」
「中3の時に…鈴が泊まりにきて、寝てる鈴に何回か…つい…出来心で…」
鈴はバッと顔を上げたけど、顔を真っ赤にして、また俯いた
「何だよ、俺…もしかして自分にヤキモチ妬いてたわけ? すっげぇ恥ずかしいんだけど」
ヤバい可愛い
自分にヤキモチ妬いて、拗ねてたんだ、可愛くて抱き潰しちゃいそう。
俺は、フッと笑って
またキスをした…
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