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でも…ちょっとだけ…
興味ある…
俺はもう一度本を開いて、まじまじと読み出した。
読み終わって、読まなければ良かった…そう思った。
だって…リアルに想像しちゃったんだ
俺と斗太のセックスを…
想像すればするほど恥ずかしくなって、頭が爆発しそうだ。
俺、あんなに身体柔らかくないのに、足開けるのか?とか、バカな事を考え独り悶えていると
"コンコン"
「鈴、入るよ」
ヤバい斗太だ!!
俺は咄嗟に枕の下に本を隠した
「鈴? 顔…赤いけど大丈夫?」
「全っ然大丈夫だから、俺、今腹筋してただけだから!!」
「そう? 大丈夫ならいいんだけど、あ、DVD借りてきたんだ、一緒に見ようと思って、見る?」
「見る見る!! 俺、下からジュースとお菓子持って来るから待っててっ」
そう言って俺は部屋から出た
映画ってさ、何でちょっとエッチなシーンがあるんだろう…これ、どんな顔して見たらいいの?
さっきの漫画も思い出しちゃうし、気付いたんだけど、斗太との距離が近い!!
近すぎる!!
俺は気にし出したら止まらなくて、コッソリ斗太の手とか、口とか首をチラチラ盗み見た。
それに気付いて斗太が優しく笑いながら
「何? どうしたの?」
なんて聞いてくれるけど、まさかヤらしい目で見てましたとは言えず
「な、なんでもない」
そう言うしかなかった。
そんなやり取りをしてるうちに映画はもうエンドロールが流れ始めて、俺は映画が終わった事に気付く。
映画の内容なんて全くわかんない、タイトルもなんだっけ、そんなアホな事になるくらい俺の頭はピンク一色だったとでも言うんだろうか…
でも、考えてたって仕方ないよな、今すぐやるわけじゃないし?
それにさ、足開くの俺じゃないかもしれないし?
斗太が開くかもしれないじゃん?
お尻痛くなるのもさ、斗太かもしれないんだし、そんなに今から考えなくてもいぃや。
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