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「何もないけど、遊びに来いよ」
何っ!?
「じゃぁ、今日は草野の家で決定~」
鈴がニコニコと決定を告げ、それをニコニコと見つめる斗太、このアホコンビめ…
そしてガックリ肩を落とす俺をニヤニヤ見る草野
「見てんじゃねー、クソが」
草野はハハッと笑って俺の頭をポンポン叩く
「触んじゃねーよ、ボケ」
そんな俺達のやり取りを斗太は不思議そうに見ていた。
放課後、俺達はコンビニでお菓子や飲み物を買って草野の家へ
鈴が家に入るなり、テーブルにお菓子を広げる
「佐々木、散らかすなよ」
草野のそんな言葉を無視して、鈴はバリバリと袋を開ける、もちろん散らかしながら…。
「あれ? 袋の中にジュース2本しかない、俺のと…斗太のしかない、立花は買わなかったの?ジュースいらないの?」
「あ、俺は…」
「あぁ、こいつはこれ飲むからいいんだよ」
そう言って草野はグラスに入れたココアをテーブルに置いた。
「草野、よく立花の好きな飲み物知ってたな…」
「斗太ったまたまだよ、俺が飲み物買い忘れたから出してくれたんだよ、なっ? 草野、そうだよな?」
ぐっ…あきらかに不審な目で見てやがる。
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