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「鈴?」
「…」
「鈴、さっきの事なんだけど」
「…」
「気にすんなよ?俺、断るからね?」
「気にしてない」
「…鈴」
斗太の顔が近付いた時
「喉渇いた」
俺はそう言って斗太をかわして部屋から出た
別に気にしてなんかない
だって、付き合ってるのは俺だし、斗太は俺が大好きだ、そんなの知ってる。
でも、何だ?
何が気に入らないんだ?
斗太の顔がまともに見れない。
俺は小野寺家の冷蔵庫を開けてボーッとしていたら
「コラッ鈴っっ冷蔵庫開けっぱなしにしないっ」
「あ、、ゴメン…やっちゃん」
斗太の母、小野寺 八重に怒られた。
「鈴、どうした?元気ない?斗太と喧嘩でもした?」
「…してないよ」
「そう? ほら、オヤツ2階に持ってきな?」
そう言ってオヤツを手渡されたけど、俺はテーブルに置いて
「やっぱり今日は帰る、やっちゃん、斗太に帰ったって言っておいて」
「あっ、ちょっと、鈴っ」
俺は急いで靴を履いて外に出た、でも家には帰らずにそのまま歩き出した。
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