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催眠入門1
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きっかけはひょんな事だった。
テストも近いからって理由で俺、今城ハヤテは友達の家に呼び出されたんだ。
俺の友達、緒方千春は成績よし、運動よし、顔もまぁ良し、っとまぁこうよく出来た出○杉君であった。
特に勉強に関してはずば抜けていて、定期テスト後に個人に渡される順位表には1桁が並ぶらしい。
なんてやつだ。小学校から高校までずっと同じ教育を受けてきたはずなのに。
と、まぁ今からその緒方の家に行く。もちろん勉強するつもりだ。「みんなが入るから」って理由で選んだ自然科学コースで、自分の学力に限界を感じていた頃だからちょうど良かった。
俺は部活帰り、疲れきったその足で自転車に跨った。
秋が近づいてきたからだろう、サドルのひんやりとした冷たさを布越しに味わう。
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